定期預金の中途解約の注意事項
定期預金には元本割れしないという最大のメリットがありますが、
中途解約はあまりおすすめできません。
一番の理由は満期終了に比べて利子の受取が少なくなるからです。
これは各銀行によって異なってきますが、中途解約時でも基本的に預けた日数が
多ければ多いほど利子の受け取りは多くなります。
ただし、超低金利で、例として0.02%の定期預金を10年組んで、
なんらかの政治的影響により利息が数%もつくようになった場合などでは、
中途解約して新たに組みなおした方が良い場合もあります。
また、定期預金と似たような商品に仕組み預金というものがあります。
簡単に仕組み預金を説明すると、銀行側が、満期日を延長する可能性が
ある代わりに通常の定期預金よりも金利を上乗せする、というものです。
最長10年契約で、満期まで預けると元本と利息は保証されます。
しかしながら、中途解約してしまうと、違約金等が発生し、元本割れする可能性もあります。
さらに、外貨を用いた仕組み預金もありますが、
こちらは非常に高金利な分、元本割れのリスクも大きくなります。
中途解約の注意事項としてまとめると、
・定期預金は、余裕のある資金で行う
・原則として、中途解約はしない
定期預金を組む上でこの2点は重要です。
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